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楽譜が読めなくてもギターは弾ける?

もちろんです!楽譜を読むことは役に立つスキルではありますが、ギターを始めるのに必須ではありません。実際、多くの有名なギタリストたちも正式な音楽教育を受けずにスタートしています。ここでは、楽譜を使わずにギターを始めたい初心者向けのヒントを紹介します。

基本から始めよう
曲を演奏し始める前に、まずはギターに慣れることが大切です。ギターの各部位の名前、正しい持ち方、ストロークの仕方を覚えましょう。基本的な指のトレーニングをして、指の力と器用さを養ってください。

楽器を理解する

ギターはいくつかの部品から構成されていて、それぞれに役割があります。ギターのボディは演奏時に膝の上に乗せる大きな部分で、音を鳴らすために弦をストロークしたりピッキングしたりするのは、サウンドホール付近(エレキギターの場合はピックアップ付近)です。ネックは長く細い部分で、右利きの場合は左手で持ちます。弦はネックに沿って張られており、フレットと呼ばれる金属の棒が横に配置されています。ペグ、ブリッジ、ナット、ノブなど、ギターの他の部分も確認しておきましょう。

ギターの持ち方

正しい姿勢とギターの持ち方は、快適に演奏し、体への負担を避けるために非常に重要です。座って弾く場合、ギターのボディは右足(右利きの場合)に乗せ、ギターの上部は腹部と胸に寄せて軽く傾けて持ちます。完全に体にぴったり付けないようにしましょう。左手でネックを持ち、右手で弦をストロークまたはピッキングします。右肘はギターの上部に軽く乗せる形になります。

チューニング

これは初心者にとって最初の大きなハードルです。ギターは低い方から高い方へ、EADGBEという音にチューニングされます。電子チューナーやスマホアプリ、もしくはこのウェブサイト(tuner-online.com)を使うのが便利です。マイクが音を拾い、シンプルなメーターがチューニングをサポートしてくれるので、経験がなくても大丈夫です。最終的には耳でチューニングするスキルも身につけた方が良いですが、最初はこれらの方法で問題ありません。

右手の使い方 – ストロークとピッキング
ストロークはピックや指で複数の弦を一度にかき鳴らすこと、ピッキングは一本ずつ弦を弾くことです。どちらもリズム感を身につけるために練習が必要です。ピックを落とさずに持てるようになるまで、オープン弦をストロークしたり、単音をピッキングしたりする練習をしましょう。狙った弦を正確に弾けるようになったら、次はコードの練習に進みましょう。

左手の使い方 – フレットを押さえる
初めてギターを触る人にとって、左手の操作は右手より難しいと感じることが多いです。まずは人差し指でフレットの少し手前を押さえてみましょう(フレットの真上ではなく)。その状態で右手で弦を弾くと音の高さが変わっているはずです。私が初心者に最初に出す課題は、人差し指で5フレットを押さえて音を出すことです。きれいな音が出たら、中指で6フレット、薬指で7フレット、と順に押さえます。この動きをすべての弦で繰り返しましょう。慣れてきたら、小指で8フレットを加えたり、コードの練習に進んだりしてみてください。

  • コードを覚えよう
    コードは多くの曲の基礎です。コード名が歌詞の上に書かれているだけの簡単な譜面を見て演奏することができます。こういったコード付き歌詞はGoogleで簡単に検索でき、人気曲の多くが無料で手に入ります。最初は「オープンコード」から始めましょう。これらは最も簡単に弾けるコードで、多くの曲に使われています。慣れてきたら、より複雑なコード形にも挑戦できます。

オープンコード
オープンコードは開放弦(押さえない弦)を含むコードです。初心者に最適で、幅広い曲に使われています。代表的なオープンコードは C, A, G, E, D と、Am, Em, Dm(“m”はマイナー、通常のコードはメジャー)です。コードダイアグラムの読み方を学ぶと便利です。これは指をどこに置くかを視覚的に示した図です。上記のコードをそれぞれ練習し、すべての音がはっきり鳴るようになったら合格です。

バレーコード
オープンコードに慣れてきたら、次はバレーコードに挑戦しましょう。これは1本の指で複数の弦を同時に押さえるため、難易度が上がりますが、ネック上を移動させて様々なコードを弾けるので非常に便利です。バレーコードでしか弾けないコードも多いため、演奏の幅を広げるには必須です。最初は Bm, F#m, F, B から始めると良いでしょう。

  • タブ譜を使おう
    タブ譜(TAB)は、ギターなど弦楽器用に作られた簡単な楽譜です。どのフレットを押さえればよいかが一目で分かるので、楽譜が読めない初心者に最適です。

タブ譜の読み方
タブ譜は6本の横線で書かれ、それぞれがギターの弦を表しています。一番上の線が一番細い弦、下が一番太い弦です。線の上に書かれた数字は押さえるフレットを示しています。リズムやピッキングの指示が上に書かれていることもあります。知っている曲であれば、TABに書かれた音を弾くだけでリズムは感覚で掴める場合もあります。

  • 録音に合わせて弾こう
    録音に合わせて演奏することで、耳を鍛え、タイミングを向上させ、曲の構成を体感できます。

耳を鍛える
録音に合わせて弾くのは、耳を鍛えるのに最適な方法です。メロディー、リズム、コードなどを聞き取ってみましょう。練習を重ねることで、よくあるコード進行やメロディーパターンが自然とわかるようになります。最初は難しいですが、単音を弾いて探るようにすれば、少しずつ曲全体を再現できるようになります。時間はかかりますが、耳で聞いて演奏できるスキルはまるで“音楽のスーパーパワー”になります!

タイミングを向上させる
録音と一緒に演奏することでリズム感が養われます。曲に合わせてタイミングを保ち、リズムを意識しましょう。特にコードのストローク練習におすすめです。ドラムのリズムと合わせるようにしましょう。最初は録音を75%や50%のスピードに落として練習するのも効果的です。速くて雑に弾くより、ゆっくりでも正確に弾く方が上達します。

  • オンラインリソースを活用しよう
    現在、ギターを学ぶためのオンラインリソースが無数にあります。YouTubeのチュートリアルやアプリなど、視覚と聴覚の両方を活用することで、学習効率が上がります。

オンラインチュートリアル
ステップごとの説明と動画によるデモンストレーションを提供するチュートリアルが多数存在します。自分のペースで学べるのが魅力です。当校「The American Guitar Academy」でも、生徒のニーズに合ったカリキュラムを提供しています。お気軽にご相談ください。

ギター学習アプリ
インタラクティブなレッスン、進捗の記録、演奏へのフィードバックなどを提供するアプリもあります。ただし、正しいテクニックで弾けているか、教材の内容が正確かどうかを確認するためにも、教師に相談することが大切です。ネット上には間違った楽譜も多く、それが上達の妨げになることもあります。

  • 定期的に練習しよう
    ギターのような新しいスキルを習得するには、時間と練習が必要です。毎日少しでも練習時間を確保しましょう。15分でも続ければ効果はあります!

練習スケジュールを作る
規則的な練習スケジュールは、モチベーションの維持と上達に役立ちます。毎日決まった時間を練習に充てるようにしましょう。予定表に「ギター練習時間」として書き込むのもおすすめです。真剣に取り組めば、確実に上達します!

挫折しそうなときは…
どんなギタリストも最初は初心者でした。すぐにできなくても落ち込まないでください。根気よく続けることで、確実に上達します。うまくいかないときは一度休憩してからまた挑戦しましょう。音楽は楽しむものです!

楽譜が読めないからといって、ギターを始めるのを諦めないでください。歌詞とコード、無料のタブ譜、オンラインチュートリアル、耳コピーなど、さまざまな方法があります。これらを活用して、好きな曲を楽しく弾けるようになりましょう!

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